- 医局日誌
- 2017.01.30
YIA受賞記念講演♪
前回お伝えしました第28回JPIC学会学術集会内で、藤井講師のYIA受賞記念講演がありました。
記念講演力作のスライド!!はユーモアに溢れていてとても面白かったのですが、残念ながら会場の先生方にはあまりウケず(涙)
真面目な講演をするべき。。。だったのでしょう。身内の先生方にはそのすべりがウケました♪
その後行われた夜の懇親会では富田教授がJPIC学会理事長退任のご挨拶、そしてここでも藤井講師の受賞挨拶もありました。
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富田教授、学会理事長として最後のスピーチ、そして藤井講師、会期中計3回の受賞記念挨拶お疲れ様でした!
懇親会では二人とも笑顔がはじけておりました☆
(写真左:アイルランドのDamien Kenny先生と)
(写真右:当センター小児循環器チームの医師with国循北野先生)
さて、このよく聞く「学会」という言葉、どんな場所で何をしているのかご存知ですか?
患者様も読んでくださっていると最近よく耳にするので(ありがとうございます(^^♪)、一番患者さんに近いであろう秘書目線で解説したいと思います!
学会は全国の先生が集まり、様々な研究の成果を発表、シンポジウム、ハンズオンなど学びの場です。
国際的な学会の場合は世界中から先生方が集まります。
今回は日本Pediatric Interventioal Cardiology学会の集まりなので、先天性心疾患(生まれつきの心臓病)や川崎病に対するカテーテル治療に関する先生の集まりとなります。最新の医療情報を入手したり、治療器具の成功例、失敗例など経験したことのない話を聞いたり、若手の先生にとっては自分の発表をベテランの先生に聞いてもらえる場でもあります。
このJPIC学会は会員数が700名弱の為、比較的参加人数は少な目なのですが、それでも300人を超える先生方が熱心に勉強されておりました。
特別講演や会長要望演題などお願いされて講演・発表する人もいれば、一般的な口演などは演題登録と言って、まず発表に値する研究内容か否か審査があります。国際的な学会になればなるほど、発表することは狭き門となります。
口演とは別にポスター発表というものもあります。
(写真左:浅田助教、写真右:こどもC曽我准教授発表中)
目の前で話を聞きながら質疑応答となるので、一般口演より密なコミュニケーションが生まれる場所です。
1つ1つの発表をゆっくり何度も読めるというのもメリットです!
以上簡単ですが、学会の解説でした。
大学病院はもちろん、個人病院などでも、たまに「学会に出席のため休診します。」という案内を目にすることもあるかと思いますが、あーこの先生はちゃんと勉強(もしくは若手育成に尽力)しているんだなーと思っていただけると幸いです。